キョーラク株式会社様

部署を越えて顧客目線に揃える、製造業のコーポレートサイトリニューアル

キョーラク コーポレートサイト メインビジュアル

多様な製品を扱う製造業ならではの課題を、顧客目線の情報設計で解決。問い合わせ約1.5倍

食品用ボトル、自動車部品、水上太陽光発電、ビニールカーテン、ブロー成形機など、多種多様なプラスチック製品を開発・販売するキョーラク株式会社様。ビジネス拡大のためのツールとして、コーポレートサイトの積極的な活用を目指しリニューアルを実施しました。

コーポレートサイトからの問い合わせ数アップに向けて、異なる部署のご担当が顧客に焦点を合わせ、同じ目線でWebサイトを検討するための施策をご提案。ジークスは各部署のご担当者ヒアリングからUI/UXデザイン、Webサイト構築、リリース後のサイト運用支援までを担当しました。

CHALLENGE

課題

部署ごとにバラバラな課題。どう意思統一して成果を出すか

キョーラク様の内部でコーポレートサイトリニューアルを進めるなか、営業部署ごとに異なる課題があり、意見のとりまとめが困難な状況となっていました。

これに対し、最初にそれぞれの課題を把握するためのヒアリングを行い、コーポレートサイトを訪れる顧客像を理解する活動をご提案。その内容を中心に、幅広い製品群であっても「利用者が見つけやすい情報構造」の整理につなげていきました。

APPROACH

アプローチ

01

ペルソナとカスタマージャーニーで、部署を越えた顧客像を共有

早い段階で各部署への課題ヒアリングを行い、チーム内での可視化と共有の必要性を感じていました。そこで挙がったのは“顧客像の理解”と“各部署ごとの個別課題”の2点です。

旧サイトは発信者目線のコンテンツだったこともあり、「顧客がどのように問い合わせをするのか」を理解したうえで、顧客に期待するサイト利用のゴールを各部署が認識する必要がありました。ペルソナ・カスタマージャーニーマップのワークショップを通じて、部署を越えた共通の利用イメージを定めながら、「顧客のためのコーポレートサイト」にリニューアルする意識づけと、課題改善に向けた検討の土台づくりを行いました。

02

発信者目線から顧客目線へ。見つけやすい情報構造に再設計

リニューアル前のコーポレートサイトは、利用者からわかりづらいサイト構造となっていました。幅広い製品を紹介する場合は、検索されるキーワードと製品タイプの整理に配慮が必要です。今回のリニューアルでは、顧客が見つけやすいキーワードでカテゴリを区分してメニュー構造を設計し、その属性に紐づく製品情報ページを整理していきました。

ブランディング面では、企業イメージを伝える統一感も重要です。部署ごとの特色を出したいという要望もありましたが、コーポレートサイトとしての統一感を保つデザインを優先しました。

キョーラク コーポレートサイトのデザイン例

03

専門用語を一般語にリライト。検索流入を増やし、運用も継続支援

商品を顧客に見つけてもらえるよう、サイト内で使用される専門用語やマイナーな表現を一般的な表現にリライト。ヒットしやすい検索キーワードに変更し、商品ページへの流入増加を図りました。

また、毎月の修正・改善活動に加え、継続的なWebサイト運用の重要性を意識いただくため、3ヶ月に1度のアクセス解析報告会を実施。ターゲティングが難しい商品にはGoogle広告の運用も提案・導入しました。

OUTCOME

成果

問い合わせ数 約1.5倍。指名検索に頼らない集客を実現

コーポレートサイトを営業ツールとして活用したいという思いから問い合わせ増を目指し、結果的に問い合わせの増加につながりました。具体的には、リニューアル前年との比較で問い合わせ数が約1.5倍に増加。月あたりの平均問い合わせ数も、50%弱の伸び率を達成しています。

検索結果で上位に表示されるようになった商品ページもあり、顧客の目に触れやすい仕組みづくりが成功しました。これまでは指名ワード(例:キョーラク)からのアクセスが多かったものの、リニューアル後は非指名ワード(例:調味料ボトル)でのアクセスが増加。企業名を知らない顧客からも、目的のワードで検索して見つけてもらえるようになりました。今後もページ改善などを定期的に行い、アクセス数増・問い合わせ数増を目指していきます。

サービス公式サイト:コーポレートサイト(キョーラク株式会社)

PROJECT

プロジェクト概要

開発期間 9ヶ月
デバイス PC、スマートフォン
提供範囲 UX・UIデザイン
情報設計・カスタマージャーニー策定
Webサイト構築(フロントエンド開発)
SEO・コンテンツ改善/運用・アクセス解析支援
採用技術 PHP、WordPress
クレジット Project Manager:Masahiro Takeda
Project Leader:Tomoyo Kitazawa
Director:Nagisa Nakao
Designer:Nana Onishi

CLIENT VOICE

クライアントボイス

キョーラク株式会社 総務部(ご担当時)

石原 和明 様

「『発信者目線になっている』という最初の指摘から、全社で顧客目線へ変わっていった」

旧ホームページをリリースしてから約10年が経過し、私たちを取り巻く社会や事業環境の変化、特にデジタル化の急激な進展など、さまざまな環境変化や時代の流れをふまえ「今までの既成概念や固定概念を一度ゼロクリアにして、時代に合わせて本気で変わろう、変えていこう」という思いをもって、全面リニューアルの検討を開始しました。

リニューアル前は、問い合わせ数が伸び悩んでいる/キョーラクの想いや強みの訴求ができていない/事業部門ごとに顧客ターゲットやアピールポイントが異なり、一律の対応では効果的な情報発信が難しい、といった課題がありました。全面リニューアルに際して、課題解決のノウハウが豊富なジークス様へお願いすることにしました。

着手して最初に「その通りだな」と思ったのは、初期の骨子策定の段階での「リニューアル前のホームページは発信者目線のものになっている」というご指摘です。関係者間で“ホームページの目的”や“想いを届けたいユーザーを意識して整理する”ところから議論を重ね、カスタマージャーニーマップをもとにユーザーがどのような流れでたどり着くのかを検討するプロセスを経ることで、次第に関係者の意識も変わっていったと感じています。写真やイラストを用いて構成を大幅に変更したことで、全面リニューアルにふさわしい時代にマッチしたデザインに近づけられました。

関係者が多岐にわたる全社横断プロジェクトとして、構想から骨子の策定、効果的な内容・構成への落とし込み、リリースまで約1年におよびましたが、ジークス様には全過程で良きアドバイザー・伴走者として寄り添ってハンズオンしていただきました。リリース後も、定期的なアクセス分析支援や情報アップデートのご提案など、作って終わりではない理解者として引き続き伴走いただいています。この先もさらなるDX推進に向けて、新ホームページの進歩・発展へのご協力を期待しています。

STAFF VOICE

スタッフボイス

武田 正浩

プロジェクトマネージャー

武田 正浩(タケダ マサヒロ)

コーポレートサイトのリニューアルに向けて、社内の方向性協議に苦労されていたことを事前にお聞きしていました。そこで、プロジェクトメンバーの皆さまに顧客像をしっかり掴んでいただき、サイトが目指すべきゴールを全員の共通認識にする活動をご提案しました。意見を協議できる関係性ができたことで、コーポレートサイト構築後のご支援活動にもスムーズに繋がりました。

北澤 知世

プロジェクトリーダー

北澤 知世(キタザワ トモヨ)

プラスチック製品の幅広い取り扱いと、部署様ごとに異なる課題に対し、ユーザー目線で分かりやすい構成への再編成、またコーポレートサイトの統一感を出す点に注力しました。さまざまな部署様とコミュニケーションを密に取ることで、吸い上げた意見をサイトに反映できたと感じています。