シンキングリード株式会社様
営業改革にデザイン面から貢献、営業活動支援アプリUIデザイン
「質」重視の営業改革を、使い続けたくなるUIデザインで後押し
営業課題を抱えていた日本食研様は、シンキングリード株式会社様へ営業支援ツールの開発を依頼されました。「商品の継続注文がされない」という課題を解決すべく、採用商品を長く使っていただける“質”を重視した方針を打ち立て、営業改革の推進に不可欠な、新しい営業スタイルに合った営業支援ツールを開発・導入することになりました。
顧客ニーズを知り長期の取引に繋げるため、データ分析・商談管理・社内共有など営業活動のさまざまなノウハウを蓄積し、営業戦略に活かす「基盤」の仕組みづくりがスタート。幅広いリテラシーの方々が利用するアプリに重要な使いやすさに加え、営業モチベーションにつながるアイデアも求められました。CRMの導入にあたっては、機能などのシステム要件以外にアプリデザインをご提案。ジークスは操作画面のUIとインタラクションデザイン・フロントエンド開発を担当しました。
CHALLENGE
課題
孤独になりがちな営業活動。やる気をどう維持・向上させるか
新たな営業スタイルの確立に向けて新方針が立てられましたが、実際の営業活動は孤独な活動とも言えます。そのため、営業のモチベーションを継続させる工夫が必要でした。
CRM導入によるデータ収集・分析や商談管理など、営業活動のさまざまなノウハウを活用していくための機能実装に加えて、「モチベーション向上」という情緒面へのアプローチも重要でした。使う方の属性に合わせた操作画面の見やすさ・使いやすさはもちろん、営業の方々のやる気をどう維持・向上できるか——そのアイデアと表現方法がデザインチームに求められました。
APPROACH
アプローチ
01
情報量の多い画面を、ワントーンですっきり。誰でも迷わないUI
シンキングリード様が開発するCRM仕様に沿って、アプリに実装される機能・画面表示要素の構成を確認し、アプリデザインをご提案しました。ご提案時にはデザインモックアップを作成してイメージを共有。感覚的なデザインに対して、表現の根拠や確認ポイントを資料にまとめ、わかりやすくご説明しました。初期段階で「操作がイメージしやすい、上申の際もスムーズ」とご感想をいただき、その後のデザイン活動へ進むことができました。
デザインフェーズでは、営業のワークフローや重視すべき活動・項目を事前に理解し、幅広い利用者層を想定したUIを作成。情報量の多い本サービスのアプリは、画面をワントーンのカラー設計ですっきり見せながら、情報グループをわかりやすく区分して読みやすさを担保しました。例えば商談のカレンダー画面では、予定をスムーズに作成できるフローを確認し、入力は重要な項目に絞って、操作・ビジュアルともにシンプルさを追求しています。
02
孤独な営業を「勇気づける」。達成を祝うアニメーション演出
UIデザインのご提案に加えて、営業活動のやる気につながるアイデアもご提案しました。孤独とも言える営業活動を「勇気づける=エンカレッジ」アイデアの一つとして、サービス名とキャラクターを活かしたポジティブなアニメーション演出を盛り込みました。
画面切り替えの際に入るこのアニメーションは、アイデア検討・絵コンテ作成・アニメーション作成・実装と、各フェーズでそれぞれ得意な専任者が担当することで品質を高めています。特にアニメーション作成前の絵コンテの段階でイメージの認識合わせを丁寧に進め、使われるシーン別に複数のパターンから選定・調整を行いました。
OUTCOME
成果
限定導入から全部門へ。継続的なデザイン支援が続く
本サービスはリリース直後こそ限定的な導入でしたが、現場での使いやすさが評価され、現在は日本食研様の全部門へと導入が拡大しています。営業のワークフローに寄り添ったUIと、情報量の多い画面でも迷わないシンプルな設計が、幅広いリテラシーの利用者にスムーズに受け入れられました。
また、「エンカレッジ」を軸にしたアニメーション演出は、達成の喜びを可視化し、孤独になりがちな営業活動のモチベーション維持に寄与しています。機能面の使いやすさだけでなく、“使い続けたくなる”情緒的な価値を持たせたことが、ツールの定着と活用を後押ししました。
リリース後もジークスはデザイン面で継続的にご相談をいただき、伴走を続けています。営業改革という全社的なテーマに対して、UI/UXデザインの面から長期的に貢献し続けるパートナーでありたいと考えています。
サービス公式サイト:営業支援アプリ「ebiss」(シンキングリード株式会社)
PROJECT
プロジェクト概要
| 開発期間 | 12ヶ月 |
|---|---|
| デバイス | スマートフォン(iOS) |
| 提供範囲 |
UIデザイン インタラクションデザイン アニメーション演出 フロントエンド開発 |
| クレジット |
Project Manager:Haruhiko Tatsumi Designer:Naoki Hagio Designer:Makoto Sugano Director:Moe Wada |
STAFF VOICE
スタッフボイス
プロジェクトマネージャー
辰己 晴彦(タツミ ハルヒコ)
ご依頼側も開発側も含めたすべてのプロジェクトメンバーが、「このデザインは誰のためのものか」「何を体験・体感してほしいか」の視点でデザイン評価やフィードバックをしてくださったので、わかりやすく進めることができました。ご依頼やご指摘の言語化が難しい場合も、どういうことがしたいのかイメージを伝えていただけたことで、取り組むべきポイントをチームで共有できました。
デザイナー
萩尾 直樹(ハギオ ナオキ)
営業の方は単独の活動が多く、良い状態を維持できるような勇気づけが重要ということをお聞きし、「エンカレッジとコミュニケーション」というキーワードを軸にデザインのアイデアを検討しました。今回のご提案では、ユーザーが何かを達成した際に喜びを感じてもらえるようなアニメーションやグラフ表現にご評価をいただきました。
デザイナー
菅野 周(スガノ マコト)
ユーザーが目標を達成した際に流れるアニメーションの絵コンテと素材を作成しました。このアニメーションはユーザーの努力を称えるものとして、華やかで喜びが伝わるようなデザインにしています。キャラクターが可愛らしく動く演出で、思わず「また見たい」と感じる仕上がりになったと思います。
RELATED WORKS
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