株式会社フジ医療器様

マッサージチェア操作タッチパネルのUIデザイン

マッサージチェア タッチパネルUI メインビジュアル

高機能の魅力を、試乗のその場で。ラグジュアリーと使いやすさを両立する操作体験へ

このプロジェクトは、フジ医療器様のマッサージチェア新製品の発売に向けて、タッチパネルを活用したUIデザインを全面的に刷新し、ユーザーが直感的に操作できる新しい体験設計を実現することを目的としました。

ジークスはUIデザインのパートナーとして、ユーザー視点を重視したインターフェース設計と体験価値の向上に努め、フジ医療器様の技術力とジークスのタッチパネルUIデザインの知見を融合させ、次世代のマッサージチェア体験を創出しました。

CHALLENGE

課題

機能を足すほど操作が複雑に。試乗しても良さが伝わらない

従来のUIは長年にわたる機能追加で操作が複雑化し、製品本来の魅力が伝わりにくい状態となっていました。ユーザーが試乗段階でも製品を十分に理解・体験できず、購入に至らないケースも多発していました。そのため、ユーザーが自ら製品の価値を直感的に理解できる、優れたタッチパネルUI/UXの実現が強く求められました。

このような課題を背景に、ユーザーの体型や疲労度、使用履歴に応じて最適なマッサージを提案するパーソナライズ機能を備えたタッチパネルインターフェースの設計を進めました。高機能な製品の魅力を誰もが体験できるデザインにすることで、製品価値の最大化と市場競争力の強化を図ることが、本プロジェクトの主な目的です。

APPROACH

アプローチ

01

最高級モデルにふさわしい、ラグジュアリーな世界観と先進技術を表すビジュアル

海外市場への展開も見据え、最高級モデルにふさわしい高級感あふれるUI/UXデザインを実現するため、配色設計とアニメーションの演出に注力しました。タッチパネルは深みのあるトーンを採用し、ラグジュアリーな印象を醸成することで、視覚的にブランドの価値訴求力を高めています。加えて、解析画面ではアニメーションをふんだんに活用し、製品の持つ先進技術の信頼感と魅力を十分に伝えるUI/UXデザインに仕上げました。

マッサージチェア タッチパネルUIの画面デザイン例

02

年配層も迷わない。視認性重視のインターフェース

日本国内市場では年配層のユーザーも多いため、誰もが迷わず使える視認性の高いタッチパネルデザインを心がけました。多機能なマッサージチェアでも操作に迷わないシンプルな画面構成とし、色分けや視線誘導などの基本設計を丁寧に構築。すべてのユーザーにとって使いやすく、ストレスのない操作体験の提供を重視しました。

03

チェアの動きと連動。施術を“体感”できるインタラクション

マッサージチェアの動きと連動するインタラクティブなUI表現を導入し、ユーザーとテクノロジーの一体感を追求しました。特に、ユーザー状態を解析する画面では、数値を表示するだけでなく動きを持たせ、視覚的にわかりやすいタッチパネルUIデザインを採用。これにより、ユーザーがマッサージチェアの高度な機能をリアルに体験できるUI/UXを実現しました。

OUTCOME

成果

社内ブラインドテストで競合を上回る評価。CMでも世界観を統一

フジ医療器様の社内ブラインドテストにおいて、操作・機能の両面で競合製品に対する優位性が明確となり、「操作しやすい」「高機能機種として魅力を感じる」といった評価が寄せられました。特に「シンプルすぎて物足りない」といった競合品への印象に対し、今回のコントローラーは使いやすさと機能的な満足感を両立した点が高く評価されています。

また、販売現場のスタッフ様からも、「操作の反応が早く快適」「画面がシンプルで見やすい」「選択項目が明確でわかりやすい」「デザインに高級感があり、製品全体の印象が向上した」など、ポジティブな声が多く集まっています。

加えて、開発プロセスではディレクションや納期対応の的確さで、プロジェクト関係者様の間に信頼感と安心感を築く結果となりました。日本国内では有名俳優を起用したテレビCMも展開され、タッチパネルを軸にした操作体験とブランドの世界観が統一されたことで製品イメージが浸透。フジ医療器様が提供する極上のマッサージ体験を多くの人へ届け、ブランド体験の強化と市場での存在感向上に貢献しました。

サービス公式サイト:サイバーリラックス マッサージチェア H24 AS-R2300 ブランドサイト(株式会社フジ医療器)

PROJECT

プロジェクト概要

開発期間 4ヶ月
デバイス タブレット(タッチパネル)
提供範囲 UX・UIデザイン(タッチパネル)
ビジュアルデザイン・配色設計
インタラクション/アニメーション設計
クレジット Project Manager:Masahiro Takeda
Project Leader:Tomoyo Kitazawa
Designer:Daisuke Fujiwara, Makoto Sugano

CLIENT VOICE

クライアントボイス

株式会社フジ医療器 企画開発本部 企画部 副部長

大出 健太郎 様

「初めての依頼でも、安心して任せられた。操作性・デザイン性ともに大満足の成果に。」

今回、ジークス様へのご依頼は初めてであり、一部不安もありましたが、タイトなスケジュールの中、定期的な会議を通じて丁寧にコミュニケーションを図っていただき、安心してプロジェクトを進行することができました。結果として、操作性・デザイン性ともに非常に満足のいく成果につながったと感じています。

今後も、重要なプロジェクトがあればぜひご相談させていただきたいと考えております。

株式会社フジ医療器 企画開発本部 開発部 技術開発3ユニット 技術開発3グループ

前田 大輔 様

「抽象的なイメージを丁寧に汲み取り、1ピクセル単位の調整で形にしてくれた。」

自社製品のUI刷新にあたり、デザイン面で協力いただきました。従来の製品は小型のタッチパネルとハードスイッチによる操作が中心でしたが、今回のリニューアルではタッチパネルを大型化し、ほぼすべての操作をタッチパネルで行なう仕様へと大きく変更することになりました。

これまでとは全く異なる操作体系となるため、単にハードスイッチの機能をタッチパネル上に置き換えるのではなく、UXの観点からも新たな提案をいただけることを期待していました。我々の抽象的なイメージを丁寧に汲み取っていただき、具体的なデザインとして形にしていただきました。

特に、操作全体を通しての統一感や、ユーザーが直感的に使いやすいインターフェースの実現に向けて、細部に至るまでご配慮いただいた点が印象的です。1ピクセル単位での調整にも柔軟に対応いただき、最終的に満足のいくデザインに仕上がりました。

STAFF VOICE

スタッフボイス

菅野 周

デザイナー

菅野 周(スガノ マコト)

マッサージチェアの持つラグジュアリーな佇まいを損なわないよう、タッチパネルのUIデザインは高級感を意識しました。多様なメニューの中から、ユーザーが迷わず「今やりたい施術」を選べるよう、マッサージのコースごとに構造と情報を整理。さらに、タッチパネルならではのアニメーション表現を取り入れ、リアルタイムで視覚的に施術の進行を伝えることで、直感的な操作性と視認性の両立を実現しています。