CULTURE

ジークス東京本社が移転! 担当者が語る、新オフィスのコンセプトや魅力とは?

今回は、2022年秋に移転したジークス東京本社にクローズアップ。新オフィスには、居心地の良さや働きやすさを叶えるさまざまなこだわりが詰まっています。デザインを担当した黒石さんに、オフィスのコンセプトや魅力を語ってもらいました!

「Well-being」を実現!フリーアドレス制の新オフィスが始動

ジークスの新しい東京本社オフィスは、2022年11月に稼働を開始。以前と同じ神田神保町エリアに位置しています。フリーアドレス制を採用し、社員は好きなデスクで仕事ができるようになりました。ゆったりとしたレイアウトなので、以前より広々とした空間になっています。

移転にあたってはこれまでのオフィスで生じていた課題をもとに、2022年春頃からコンセプトやレイアウトを検討しました。全体のコンセプトは「Well-being(ウェルビーイング)」。より居心地が良く、リラックスできるオフィス環境をつくることを考えて、新オフィスをデザインしました。

東京オフィス

もっと働きやすいオフィスへ 5つのコンセプト

ここからは、5つのコンセプトとともに、ジークスの新しい東京オフィスをご紹介します。

“Real talk”

目指したのは、リアルなコミュニケーションが活発化する、メンバー同士のつながりを構築していけるオフィス。自然に会話の機会が増えるレイアウトを意識しました。例えば、前のオフィスでは各席にひとつずつ設置されていたゴミ箱を数か所に集約。ゴミを捨てに行くタイミングで、すれ違う社員との会話が生まれるように工夫しています。

“Flexible work”

社員が働く場所を自由にカスタムできることも意識しました。ワークスペースは大きく分けて2エリア。「BASE WORK」エリアは各デスクにモニタを設け、開発やデザインなどの作業に集中できる環境になっています。「FLEXIBLE WORK」エリアには、ちょっとした打合せができるスペースや、ノートパソコンでの作業が可能なスタンディング形式のカウンターを設置。「作業はBASE WORK、気分転換ならFLEXIBLE WORK」のように使い分けることができます。

“Just a good break”

考えすぎて行き詰まってしまうときは、ちょっとしたブレイクタイムが欠かせません。FLEXIBLE WORKエリアは休憩や対話、アイディエーションにも使える空間。飲み物を片手に一息つきながら、頭をリフレッシュできます。

“Be Clean”

いつもクリーンで、フレッシュな気分で始業できるオフィスであることも大切。個人用の収納スペースを充実させるなど、整理整頓しやすいレイアウトにしています。

“Creative lab”

「常に先を見る創造的なITラボ」を掲げるジークスとして必要なのは、誰もがワクワクするクリエイティビティのあるオフィス。植物やインテリアなども工夫しました。

東京オフィス
東京オフィス

重視したのは、社員が交流しやすい、広々としたオフィス空間づくり

新オフィスのデザインでは、人が交流しやすい空間づくりを重視しました。以前はデスクが壁付けで社員が自席からあまり動かず、特定の人としかコミュニケーションしていなかったため、「もっといろんな人と話したい」という意見が上がっていました。

移転後のオフィスは動線を多めに取り、物理的に「風通しの良い」空間にしています。集中して作業するスペースと会話しながら作業をするスペースを目的別に分け、にぎやかで話しやすい雰囲気のエリアを設けることで、コミュニケーションを取りやすいオフィスにすることを心がけました。

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以前は「作業する場所」というイメージのオフィスでしたが、今回は交流しやすく、広がりを感じる空間づくりを意識しています。エントランスからワークスペースに至る廊下の壁は、ガラス張りにして開放感を演出。ワークスペース内にも壁を設けていないので、広々とした印象を持ってもらえると思います。

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インテリアには、ちょっとした遊び心を加えています。エントランスはジークスのロゴをイメージし、壁を斜めにカットした独自のデザインです。会議室や応接室を含めた各エリアには、レコードジャケットを飾っています。例えば4人用会議室なら、4ピースバンドのレコードを飾るなど、それぞれに意味を持たせました。

一人ひとりが「出社してよかった」と思えるオフィスを目指して

新オフィスでは、社員に出社する意義を感じてほしいと思っています。新型コロナ感染拡大後、ジークスは月に10日の出社を原則にしているので、月の半分はリモートワークです。「出社すると仕事がはかどる」「会社だと楽しく仕事ができる」など、それぞれが出社してよかったと思えるオフィスになったらいいですね。

ワークスペースの中にもいろいろなエリアをつくったので、オフィス内を行き来してどんどん活用してほしいという思いもあります。その日の作業の性質や個々の好みで使い分けながら、楽しんで仕事ができるはずです。

オフィスをより良くしていくためのミーティングも定期的に行っています。「ワークスペースのTEAMWORKエリアでセミナーをやってみたい」「REFRESHエリアにプロジェクタを設置して勉強会をしてみよう」などの意見が出ています。今後もさまざまな取り組みを通して、さらにおもしろいオフィスにしていければと思っています!