REPORT

ジークスインターンシップ2023レポート

こんにちは、エンジニアの齋藤です。今回は、2023年9月にジークス北陸支社で5日間にわたって開催したインターンシップをレポートします!私は毎年インターンシップに関わり、カリキュラムの検討やインターン当日を含めた進行管理を行っています。
この記事では、具体的なカリキュラムの詳細や、ジークスを知るための座談会についてご紹介。インターンでどんな体験ができるのか、ジークスの社員ってどんな人なのか、気になる方はぜひご覧ください!

ジークスのインターンシップとは?

ジークスのインターンシップは、簡単なWebサイトやアプリを作ることで、弊社の事業基盤であるシステム開発の一端を「疑似体験」することができます。本年度は2名のインターン生に参加いただき開催しました。

今年の5日間のカリキュラムはこちら。

  • イントロダクション
  • 課題1「チャットサイトを作ってみよう」
  • 課題2「口コミアプリを作ってみよう」
  • IchigoJam体験
  • 座談会

今回は課題1「チャットサイトを作ってみよう」、課題2「口コミアプリを作ってみよう」、座談会にフォーカスして、ジークスのインターンシップの雰囲気と、私の気づきをお届けします。

インターンシップ2023 課題1「チャットサイトを作ってみよう」

この課題ではチャットサイトを作りながら、設計書の確認、実装作業、試験といった開発作業を一通り体験することができます。今回は主に、JavaScriptを利用したWebサイト開発を行っていただきました。

課題は以下の手順で進めます。

  1. JavaScriptの学習
  2. 要件・設計書の確認
  3. 実装
  4. 試験
  5. 成果物発表

プログラム初心者でも課題をこなせるように、最初に勉強期間を設けています。また、「ジークスの業務を疑似体験する」という観点から、できるだけ実務に近い手順で進行しました。

最初は参加者も難しく感じていたようですが、少しずつプログラムの内容を把握して、1機能を作りきったことに成長が感じられました。わからないことが多くても、最後までやりきる姿がとても印象的で、今年もインターンシップを開催してよかった!と思える瞬間でした。

チャットサイトの説明風景
チャットサイトの作業風景

インターンシップ2023 課題2「口コミアプリを作ってみよう」

この課題では口コミアプリを作りながら、実装から試験までの改修業務の流れを体験できます。SwiftUIを使ったiOSアプリの開発体験です。

課題は以下の手順で進めます。

  1. SwiftUIの学習
  2. アプリの改修
  3. 試験
  4. 成果物発表

こちらも課題1と同様に、最初に勉強した後で課題に取り組んでいただきました。質問に答える際は、ただ答えを教えるのではなく、少しでも理解してもらえるように一緒に調べながらサポートを行いました。

分からないことを積極的に質問する姿に、改めて「早めに質問することは大切だ」と感じました。私はプロジェクトを進める中で、1人で考える時間が長くなることがあるので、参加者の姿から学びを得ました。

また、作業完了後の画面のアレンジでは、表示する画像に問題がないか、参加者が意見を聞きにきました。自分の考えだけではなく、他人の意見も取り入れようとしている点にも感心しました。

口コミアプリの作業風景
口コミアプリの発表風景

インターンシップ2023 座談会

「エンジニアってどういう職種なんだろう」「ジークスってどんな会社?」という疑問に答えるために、座談会も開催しました。学生からの質問に、若手社員2名とベテラン社員1名が答える形式で開催し、仕事以外の話も交えながら和やかな雰囲気で語らいました。ここではいくつかの質問と回答をご紹介します。

  • どんな人が開発職に向いていますか?
    なんでもやってみる人、好奇心がある人、質問できる人。
  • 体がバキバキになりますか?
    運動しよう、クッションを使おう、福利厚生のジム利用補助でジムに行こう!
  • 未経験の自分に、どう勉強するかアドバイスするなら?
    作りたいものを決めて勉強する、仲間を見つける、学習サービスを利用する(Udemy、Recursion、Paizaなど)。
  • 学生のうちにやっておきたかったことは?
    旅行、たくさん遊ぶこと、アルバイト。

学生のうちにやっておきたかったことを聞かれて、ほぼ全員が遊ぶこと・旅行に行くこと、と答えたのは少し意外だったかもしれません。時間がたくさんあるうちに、自分なりのリフレッシュ方法を見つけることも大切ですね。

座談会風景

今回の振り返り

今回のインターンシップでは、新たなカリキュラムの実施や座談会にベテラン枠を入れる、毎朝の朝会を行うなど、新しい取り組みを実施しました。カリキュラムに対する反省点はたくさんありますが、開催側にも実りのあるインターンシップになりました。

課題の難易度が高く苦戦する姿も見られたので、最後の成果発表では、実際に動くものを見ることができ、学生の成長を感じました。プログラム未経験者でもIT企業の業務内容を体験することで、視野を広げられるインターンになったと思います。