REPORT

若手エンジニアによる開発イベントのススメ

こんにちは、エンジニアの盛です。今回は、クライアント様と共に開催したLT大会についてレポートしていきます!私は企画から参画し、当日の司会進行をはじめ今回のLT大会に幅広く携わったので、開催のきっかけから今後の展望まで丸っと語ろうと思います。

エンジニア同士が気軽に交流できる場づくりを

「エンジニアたちが気軽に交流し、技術知識を共有する機会を提供する」という趣旨で開発イベントを開催しました。ZYYXを含む3社合同のイベントで、運営はZYYXが主体となりました。LTとは「Lightning Talk(ライトニング トーク)」の略で、テーマについて気軽に語る場になっています。

以前から「エンジニア同士が集まる場所を作りたい」と語っていたお付き合いのある企業様とともに、今回のイベントを実現させました。

LT大会の様子

発表を通して再確認できたプログラミング言語の理解

私が運営メンバーになったきっかけは、「運営をやってみないか?」と主催者から声をかけられたことです。大会概要を聞いて「参加したい!」と興味が湧き、運営と参加を決めました。そのときには、普段の業務への取り組む姿勢を買ってもらったと感じて、LT大会に臨む気持ちは満タンでした。今回の準備期間や規模を考えると、色々なエンジニアイベントの継続開催を前提としたお試し開催だったと思います。そして、私の大切な役割は、当日の司会進行でした。ZYYXを代表して場を仕切る役だったので、責任は重大だと感じました。

当日は準備していたスライドを元に、一人10分以内で発表と質疑応答を行い、合計13人の発表は約2時間におよびました。語るテーマは自由に選んでもらい、お互いにポジティブな気持ちで発表を聞くルールで進行。個性豊かな発表が多く、聞いているだけでも参加してよかった!と思えるほど充実した内容でした。

私は、案件で使ったプログラミング言語の"Rust"について発表しました。このテーマを選んだ理由は、案件で使ってはみたけれど、中途半端な理解しかできずにもったいないなと感じたこと。また、ジークスではメインで使われるプログラミング言語ではないので、知らない人も多いと思ったからです。"Rust"がどのような言語か、使い道や特徴について、案件での使用例に沿って話しました。

"Rust”は難しい印象を持たれることもあり、具体的に案件でどう使ったのか?と発表後にも質問を受けました。JavaやPHPとの違いについても質問があり、しっかりと答えられたときに、自分の中で"Rust”を理解できていると再認識できました。

発表後は懇親会を開催し、時間内では聞けなかった質問や感想を語りあい、とても賑やかな会となりました。ジークスは東京、大阪、北陸と3つの拠点があり、業務以外の話をする機会が少ないので、同じ会社でも同僚がどんな人なのか知らないことがあります。今回は3拠点のエンジニアが東京に集まったことで、同僚の今まで知らなかった一面も懇親会で知ることができて、とても良い機会になりました。普段思っていても言いづらいことが懇親会の場では言いやすく、お互いの良いところ、まねしたいところを話すことができました。改善すべきところもあったりなかったり…。

LT大会発表の様子

開発イベントで得た知識を実務に活かす

LT大会に参加して、他のエンジニアが何を思いながら開発しているかをより深く知ることができました。様々な興味深い話があり、他の人が興味を持ったきっかけも知ることができたので、エンジニア歴が短い若手社員にとってはモチベーションの向上に繋がり、将来を具体的にイメージする機会にもなると思います。さらに、自分は何に興味を持っているのか、と自分を見つめ直す機会にもなりました。

LT大会は"気軽に参加できる"を掲げていますが、エンジニアを前にして全くの手ぶらでは挑めないので、色々と準備や調査を行いました。気軽さと程よい緊張感を持った発表の場は、自分にとっていい経験になりました。また、今回の発表の中ですぐに業務に活かせることもあり、LT大会後は実務でも意識しています。

ジークスは、開発だけでなくクリエイティブメンバーもいるので、今後はデザイナーやディレクターも巻き込んだ大会にしていきたいです。LT大会のライトな印象を踏襲しつつ、もっと仕事に活かせる知見を共有しながら、コミュニティを広げていきたいと思います!

懇親会の様子